ライフスタイルは人それぞれであり、その暮らしを入れる「スペース」である家もまた、住まう人によってそれぞれ違うはずです。
しかし、一般の建売住宅では、すでに間取りが決まっています。
もちろん、大手住宅会社でも注文住宅を請け負っていますが、その大半はセミオーダータイプや企画住宅で、どうしても限界があり本来求める「ONLY　ONE」というものからはかけ離れてしまいます。そのような条件を振り払ってゼロからの家づくりこそ本当に満足のいく「理想の住まい」となります。

ただ、大手住宅会社の建物を否定するつもりはありません。
なぜなら、それも一つの個性でありそれを選んだ人の価値観でもあるからです。

そして、住宅の建て方ですが設計自由度の高い木造軸組工法をおすすめします。和風・洋風・和洋折衷と、思いのままのプランが立てられます。
あらゆるライフスタイルに対応できるだけでなく、変形や狭い敷地にも柔軟に対応し有効な土地利用が可能です。また将来家族構成の変化など暮らしの変化にあわせてリフォームしやすいという点でも他工法と比較すると有利です。

コスト面でも軸組工法は予算に合わせた建築が可能という融通性をもっています。同じ木造でも壁構造（２×４工法など）の場合はその性質上構造体の価格の範囲が仕上材や設備等次第になってしいますが、軸組構造は構造材料等の質などでも価格を調整出来ます。建築費自体も鉄骨系やコンクリート系より安価に仕上がります。

このように「お施主様の選択肢が多い住まいづくり」こそ本当の注文住宅の醍醐味であり魅力でもあると思います。